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神棚の向きはどの方角がいいの?

神棚の設置

神棚は神聖なものだからこそ、気になる神棚の向き。神棚を祀るときの一般的な向きの方角と、その理由について紹介します。

神棚は南向きか東向きに

神棚の向きは、南向きか東向きがベストとされています。神社の本殿もほとんどが南か東の方角を向いて作られています。

南向きがよいとされるワケ

南は太陽の光がもっともあたる方角で明るさの象徴であり、昔から南に向かって座ることで位の高さを示していました。「天子は南面し、臣下は北面す」といわれているように、天皇も南向きに座ります。

神様の分身であるお札を祀る神棚は、私たちよりも位の高い存在です。南の方角を向いて祀ることで敬意を示す意味もあるのです。

東向きがよいとされるワケ

東は太陽が昇ってくる方角、つまり1日が始まる方角として、勢いがあることを象徴します。

神棚の向きと場所を間違えないように注意

神棚は南向きか東向きに祀りますが、祀る場所の方角は南や東ではありません。神棚の中のお札が南か東を向いていることが重要になりますので、お祀りする位置は部屋の北か西の方角になります。

南向きに祀り北向きに礼拝、または東向きに祀り西向きに礼拝します。

南向き、東向きが難しいときは?

家の作りや家具の配置などで、どうしても神棚を南や東向きにお祀りすることがむずかしいこともあります。そんなときは、無理に南や東の方角を向けて神棚を祀る必要はありません。

南向き、東向きは一般的にその方角が吉とされる方角であるからで、北向き、西向きにダメな理由があるわけではないのです。

お参りしやすい場所と方角に

神棚に毎日お参りすることを考えて、場所を検討しましょう。きちんとお参りできる場所が南や東向きになかった場合は、北向き、西向きの清浄な場所を選びましょう。

気になるときには、お札をいただいた神社で神棚を祀る場所や方角について相談してみるのもいいですね。

お手本にしたい!神棚設置例

お客様よりご投稿いただきました設置写真を元にお手本的事例をご紹介。自分に合った理想的な場所を見つけてみてください。

神棚は祀る高さも重要


神棚は、見上げるくらいの高さの場所や向きに祀ります。

神棚を見下ろすような位置に祀ることは失礼あたりますし、高すぎると毎日のお参りやお掃除が難しくなります。神棚の高さにも配慮が必要です。

神棚と向き合える毎日を

結果的には神棚は清浄が保たれていれば、どの方角に向いて祀っても問題ありません。それでも神棚の方角が気になる、という方には場所をとらないコンパクトな神棚やお札立てがおすすめです。

kuyoのカタチではオリジナルのモダンでシンプルな神棚を用意しています。生活になじみ、お参りのしやすい神棚を検討してみませんか?

マンション空間にも合うオシャレな神棚

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