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神棚のお供え物を交換するタイミング

神棚にお供えするものには、毎日交換するものと月2回交換するものがあり、交換のタイミングが決まっています。基本的には決められた日に交換しますが、絶対にその日に交換する必要はありません。

3種類の神饌の場合

米、水、塩の神饌(しんせん)。この3種類の神饌は、毎日交換して神棚にお供えするものです。朝、神棚にお供えして、夕方下げるのが決まりなのですが、忙しい方の中には“1日と15日”と決めてお供えしている方もいらっしゃるようです。

洗米、生米は毎日交換し、私たちがいただくご飯と一緒に炊いていただきます。どうしても毎日の交換が難しい方の場合、洗っていない生米や“無洗米”は傷むことがないので、それぞれの事情に合わせた日に交換し、お下がりとしていただくことも可能です。

洗って乾かした洗米の場合は、その日のうちに調理しないと傷むのでその日のうちに下げ、次の朝には交換した米を供えましょう。

塩も基本的には毎日交換します。塩は傷むものではないので、忙しく毎日交換できない方は、決まった日に交換するようにしましょう。交換した後のお下がりの塩は、料理に使っても大丈夫です。

毎日交換しているのであれば気にはならないでしょうが、少し長めに神棚にお供えしてから交換した場合、固くなってしまったり、ほこりをかぶってしまったりし、口にするのをためらうかもしれません。その時は、玄関先に撒いてお清めに使ったり、お風呂に入れたりしてもよいでしょう。

水は神棚にそのままにしておくと傷んだり、蒸発したりしてしまうため、毎日交換してください。交換した水は植物にあげるといいでしょう。

榊の場合

酒と榊は1日、15日の月次祭(つきなみさい)の日に交換しお供えします。

榊の水は毎日の交換が望ましいでしょう。水が腐ってしまったり、蒸発してなくなったりして、榊が枯れる原因となってしまいます。特に夏場は、榊の水が傷みやすいので気を付けましょう。

青々とした榊は神棚を生き生きとさせ、気持ちが良いものです。もし榊が月次祭を待たずに枯れてしまった場合は、すぐに交換してください。

酒の場合

酒も榊と同様に、月次祭の時に交換して神棚にお供えします。酒も夏場は傷みやすいので、早めに交換するように心がけましょう。

下げた酒は、お下がりとしてそのままいただくのもよいですし、料理酒として料理に使っても大丈夫です。飲めない場合は、塩や水と一緒にお清めとして使えます。

神棚にお供えしたものは傷まないうちに

お供えものの交換のタイミングは、絶対ではありません。それぞれのライフスタイルにあわせ、自分で決めた日にお供えものを交換しましょう。

神様、神棚を大切に祀り、感謝する気持ちが一番大切です。神棚にお供えしたものは傷まないうちに交換し、神様に感謝してお下がりとしていただき、ご加護にあずかりましょう。

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