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神棚のお正月の飾り付けとお供え物について

神棚のお正月のお飾りや、お供え物の準備について情報をまとめました。今年も年末が近づいてきていますので、神棚のお正月飾りやお供え物の準備にぜひお役立てください。

お正月にお供えするもの

お正月にお迎えする「歳徳神(としとくじん)」は、「お正月さま」や「歳神さま」と呼び親しまれ、1年の福をもたらし、見守ってくださる神様です。

歳徳神をお迎えして、気持ちの良いお正月にするための神棚のお供え物についてご紹介します。

神饌(しんせん)

神饌とは、神様にお供えする飲み物や食べ物のことです。普段のお供え物は、基本的には米・酒・塩・水の4つで、毎朝お供えして夕方にさげます。

神棚を粗末に扱わない気持ちが大切なので、毎日は大変だと思われる方は、1週間ごとや毎月1日・15日にお供えしましょう。お正月には、毎日の神棚へのお供え物に加えて、旬のものや初物などをお供えします。

榊(さかき)

お供え物として使われる榊は、神様と人間の領域の境にあるということから、昔からよく神事でお供え物に使われる常緑樹です。

榊は1日と15日に交換するのが習わしとされていますが、枯れてしまった榊をそのままにしておくのは神様に失礼なので、状態を見て交換してください。

お正月には、新しい榊をお供えするようにしましょう。

鏡餅

鏡餅は、歳神さまである歳徳神がお依りになる場所です。一般的に床の間にお供えされますが、飾る数に決まりはないため、仏壇や神棚・台所など、家の大事な場所にも供えましょう。

最近は、お正月前にスーパーでさまざまな大きさの鏡餅が売られています。ご家庭の置き場所に応じた大きさの鏡餅を用意されてはいかがでしょうか。また、鏡餅は1月11日にさげて、鏡開きを行います。

しめ縄

しめ縄には、神聖な場所の結界としての役割があるので、お正月には新しいしめ縄を飾りましょう。

しめ縄には大根締め、ごぼう締め、荒神などいろいろな形があります。どの形のしめ縄を使った方がよいという決まりはありませんが、神棚のしめ飾りは神棚に向かって右側に太い方がくるように飾りましょう。

玄関のしめ縄は、松の内が終わると取り払いますが、神棚のしめ縄は1年間飾っておきます。

お正月のお供え物・お飾りで知っておきたいこと

お正月は、歳徳神をお迎えする大切な日のため、昔よりお正月準備にはいろいろな習慣があります。

お札

神棚のお札は、その年のうちに取り外しておきます。古いお札は白い和紙に包み、神社のお焚き上げやどんど焼きなどに持っていきましょう。

お札は年末か新年のお参りの時にいただきます。年末にいただいてきた場合は、お札はお正月を迎えてから袋から取り出し、お供えしてください。

お正月飾りの時期

お正月の飾りやお供え物の日にも気をつけましょう。12月29日は「二重苦」「苦待つ」といわれて縁起が悪く、12月31日は「一夜飾り」といい、神様をお迎えするのに失礼にあたります。

そのため、12月28日か30日に飾り付けをするとよいでしょう。お正月の飾り付けやお供え物の準備は、年越しギリギリに行わず、余裕をもって準備する方が一番ですね。

飾り付けをさげる時期

飾りをさげるのは、松の内が終わる1月7日が一般的ですが、地域によって時期は違います。神職さんや地域の方に聞くとよいでしょう。

外したお正月飾りは、神社のお焚き上げやどんど焼きに持っていきます。

お正月の神棚のお供え物は忘れずに

気持ちよく神様をお迎えし、1年の福をお祈りするためにも、きちんとお供え物を準備することが重要です。神棚は、私たちの身近な神様を形にしたものなので、粗末に扱わず、敬う気持ちを忘れないようにしましょう。

kuyoのカタチでは、オリジナルの神棚「micoシリーズ」を取り扱っています。神様を敬う気持ちを形にしたいと思ったとき、新しい神棚を考えているときは、kuyoのカタチの神棚をのぞいてみてください。

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