赤ちゃんのすこやかな誕生を願う安産祈願でいただくお札。出産まで赤ちゃんとママを護ってくださる大切なお札ですが、「どこに置いたらいいの?」と悩んでしまうパパ&ママも多いようです。
安産祈願のお札とは
赤ちゃんの誕生を待つパパやママにとって、やはりいちばんの願いは「赤ちゃんもママも元気で、無事に出産を終えること」でしょう。
そうした願いをこめて、神様に祈りを捧げるのが安産祈願です。この安産祈願のときにいただくお札は、赤ちゃんがお腹にいるときから生まれてくるまでのあいだ、赤ちゃんとママを護るという役割をもった、いわば「お家の中の安産の神様」。
大切にお祀りして、神様への感謝の気持ちを込めて、毎日しっかり祈りを捧げたいですね。
出産までは神棚に
通常のお札と同じように、安産祈願のお札もやはり神棚にお祀りするものです。
ご家庭に神棚がある場合は、しっかり護っていただくためにも、お札をいただいたらすぐに神棚に飾って、きちんとお祀りしましょう。
神棚がないときは?
神棚がない場合は、チェストや本棚の上などにお祀りしてもかまいません。
安産祈願のお札を飾る場所は、神様に失礼のないよう、できるだけ高いところにを選びましょう。
まずその場所をきれいに拭き清め、清潔な白い紙または白い布を敷いて、壁に立てかけるように飾ります。
ほかのお札と一緒に飾ってもいいの?
初詣でいただいた氏神様のお札など、すでにほかのお札がある場合、そのお札と一緒に安産祈願のお札もお祀りすることには、とくに問題はありません。スペースにあわせて、お札を重ねても大丈夫です。
ただこの場合は、より格の高い神様のお札が手前になるように注意してください。
出産後のお札はどうする?
安産祈願のお札は、出産までの期間限定の特別なお札であり、赤ちゃんが無事に生まれ、出産が終わればお札も「出産までの安全を護る」というお役目を終えることになります。
出産後の安産祈願のお札は、勝手に捨ててしまったりせず、いただいた神社へ返納しましょう。その後は神社で、「お焚き上げ」という清浄な火でお札を燃やすことによって、天の神様のもとへとお返しされることになります。
返納の時期にはとくに決まりはありませんが、出産後あまり遅くなりすぎないように。赤ちゃんのお宮参りのときに、または初詣のときにほかのお札と一緒に返納することが多いようです。
返納の際には、赤ちゃんが元気で産まれてきたことのご報告と、神様へのお礼のために、ご参拝もぜひお忘れなく。
毎日お参りすることが大切
せっかくの安産祈願のお札、飾って終わりでは神様も残念に思われることでしょう。何より肝心なのは、出産までしっかりと心を込めてお祈りすること。
ちなみに出産という人生の一大イベントを機会に、新しく神棚を購入する方も多いようです。
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